楽天証券とSBI証券どちらを開設すべきか？

楽天証券とSBI証券どっちを開設したらいいの？

投資を始めた人が悩む最初のポイントは証券口座の開設です。特に楽天証券とSBI証券はどちらも優れた証券口座でありどちらを開設すべきか悩む人が多いと思います。

本記事では投資初心者が悩む上記の2択について解説します。以下に該当する人は読んでみてください。

最初に結論を教えてください。

はい。楽天経済圏にいる人は楽天証券、それ以外の人はSBI証券を開設してください。

結論としては以上になります。詳しく知りたい人は以下で解説しますので、ご参考にしてください。

楽天証券とSBI証券の比較

重要と判断する以下の項目で比較していきます。

• 手数料
• ポイントサービス
• 取り扱い商品
• 1株投資

①手数料の比較

はじめに取引手数料を比較していきます。

2023年10月より楽天証券、SBI証券ともに国内取引の手数料が無料になりました。米国株に関してはどちらの証券会社も約定金額の0.495%であり、2つの証券会社の手数料の差はありません。

②ポイントサービスの比較

ここが一番複雑です。クレカ積立とその他ポイントサービスの2項目を比較していきます。

クレカ積立の比較

投資初心者の方はまずクレカ積立から始めることをおすすめします。なぜなら、積立投資をしながらポイントを貯めることができるからです。そこでクレカ積立の還元率を見てみましょう。

まず年会費が無料の三井住友カードと楽天カードの比較ですが、どちらも還元率は0.5%となります。投資初心者の方は投資金額も少ないので、この還元率0.5％のカードを使うことになりますので、2つの証券会社に差はないと言えます。一方で、年会費がかかるその他のカードについては還元率はSBI証券の方が高くなります。特に、三井住友カードゴールドは積立投資以外に年間100万円使用することで、年会費（5,500円）が無料になります。よって上記のような条件を満たせる人は高ランクのカード×SBI証券がおすすめです。

その他ポイントサービスの比較

次にクレカ積立以外のポイントサービスを確認しましょう。

株取引でのポイント付与や投資信託の保有によるポイント付与は大きく変わらないことがわかります。一方で、ポイント特定については大きな違いがあります。まず、SBI証券はVポイント投資を行うと対象のコンビニ・飲食店で利用金額の1%のポイントが付与されます。楽天証券は投資信託や米国株の買い付けによりSPU＋0.5～1倍になります。

以上より、ポイント付与やポイントサービスにあまり大きな差がないこと及びポイント還元率は変更が多いことからどちらの経済圏にいるかにより決めるべきと考えます。

③取り扱い商品の比較

取り扱い商品の数を比較してみましょう。

どちらの証券口座も十分な商品を扱っており差がないことがわかります。

④1株投資

最後に1株投資について比較していきます。株を買うときは100株単位で買うことが通常ですが、1株投資なら1株から株を買うことができるため、少額から始められるというメリットがあります。

手数料はどちらの証券会社も無料になります。銘柄数についてはSBI証券の方が圧倒的に多くなっております。一方で、楽天証券では通常の株取引同様にリアルタイムでの取引が可能になります。しかし、リアルタイム取引はスプレッドとして0.22円の手数料が発生するため、あまりおすすめしません。よって1株投資について取り扱い商品が多いSBI証券会社がやや優位というのが私の結論です。

まとめ

上記4項目について比較するとややSBI証券に分があることがわかりますが、大きな差ではありません。一方で、ポイントサービスの観点では大きな違いがあり、特に楽天のECサイトや楽天モバイルを使っている人は楽天証券を使うことでポイント還元率の向上が得られます。よって結論として、楽天経済圏をよく利用する人は楽天証券、それ以外の方はSBI証券の口座を開設することをおすすめします。

以上なります。ありがとうございました。

証券口座を開設しよう

開設するべき証券口座がわかったところでさっそく証券口座を開設しましょう。以下を参考にしてください。